職場が変わり、ドタバタとした昨年でしたが、
自分自身も家族にとってもチャレンジングな成長の機会となりました。
それは良くも悪くも刺激的で、嵐が吹き荒れることも…
そして、年末自宅にお招きした女性の知人とのやり取りで気になった言葉。
彼女は働きたくないけれど、旦那さんはご自身の事業の共同経営者になって欲しいと願っている。
私から見ると、その奥さんは自分の考えや知識を持って責任感があり、社会人経験もあり、
たとえ出産後に専業主婦になったといえど、十分旦那さんをサポートする能力がある、ように見える。
で、私が言ったのは「もったいない」。
私も何度も言われた「もったいない」という言葉。
言われる側としてありがたいことも多かったけれど、言う側に回ると無責任な気がしました。
女性活躍の議論でも問題になってますが、現在の日本の女性は活躍していない、ということではない。
例えば前述の彼女はとてもエシカルで、
洗剤や電化製品を使わないようにしたり、手作りのものを大事にしたりしている。
「丁寧な」生活というのは、日本の女性にとって呪いにもなっているので、
手作りが素敵、とは簡単に言えないけれど、
私自身が働く上で効率を重視した、乾燥機、ルンバ、食洗機に頼って、 電力を使いまくった生活はどうなのか、と振り返ってしまった。
彼女の旦那さんは、私に効率的に仕事と家庭を両立するアドバイスを言ってほしかったのだろうけど、 彼女の生き方は尊重したいと思うのです。
そして、その生き方はとてもエコでエシカルなんです。
PTA役員さんを引き受けるかの問題もありました。 夫と話すと「あなたがするべき仕事じゃないし、有料で誰か雇えばいい」。
同意する部分もある。
でも、今すごいクオリティで女性たちがやっている仕事を有料にした場合、
そのクオリティは保てるのか、ということは考えなければいけない。 日本は男女格差は大きいですが、安心安全大国であることに、
女性が貢献してきたということを評価できたらいいなあ。
すごいスピード感で経済が回る社会に女性が加わっていくことで、
電力消費が増大すること、エコ&エシカルな取り組みが妨げられること、
についても考えて行きたいなあ、と思う新年です。