日々の幸せは本当にささいなことから出来ていて、 体調がどうかとか家族の機嫌がどうかとか、気持ちの上がるニュースがあったとか、その逆とか。
けれど、一貫して揺らがない幸せがあったらいいなあと思います。
そんなところに、「首尾一貫感覚」という概念があるそうです。
まだきちんと読みこめていないのですが、 3つの感覚から構成されるとのこと。
■把握可能感(=「だいたいわかった」という感覚)
――自分の置かれている状況や今後の展開を把握できると感じること。
■処理可能感(=「なんとかなる」という感覚)
――自分に降りかかるストレスや障害にも対処できると感じること。
■有意味感(=「どんなことにも意味がある」という感覚)
――自分の人生や自身に起こることには意味があると感じること。
アウシュビッツから生き延びたあとも幸福な人生を送った人には、そんな首尾一貫感覚があったとか。思春期に「夜と霧」を読んで、どんな状況でも「夕陽を見よう」と声をかけられるようになりたい、と影響を受けたことを思い出します。
星とアートのワークショップに参加して感じるのは、把握可能感や処理可能感と近いかもしれません。 宇宙を俯瞰的に見ることで、地球も人間もつながっていて、全てはそこで起こっていること、 というスケールのフレームが自然に感じられて、心を楽にしてくれる気がします。
講師のれいこ先生が、「宇宙のことを知ると、身体中の細胞が応援してくれているのがわかる」と、よく話されていますが、 美しく多様な宇宙の中の一要素である自分も、なんとかやっていけるような気持ちになります。
そして遅ればせながら、apprendreでのいくつかの事業をまとめて
「アートとサイエンスでわくわくする、女性のためのコミュニティイノベーション」として、 豊中市文化芸術助成金の採用を受けました。
皆様のご支援のおかげと心より感謝しております。
ますます、質の高い、わくわくする体験を愉快な仲間たちと企画していきたいと思います。
写真は、庭に植えた安納芋を撮って編集してみたらサイケデリックな感じでかっこよかったのでした。